内服薬

内服薬

プラセンタとはもともと胎盤を意味する英語で,ヒトの胎盤から抽出された有効成分プラセンタ・エキスを含む薬剤です。
胎盤は子宮の中で母体と胎児つなぐ器官です。胎児が良好に発育するためには非常に重要な器官で,ヒトの胎盤には胎児の発育成長のために高純度な栄養素が集中しています。

歴史的には紀元前,ヒポクラテス(医学の父)の時代から利用されていたことが知られています。
現代でも肝炎や更年期障害の治療薬として用いられてきました。

プラセンタ・エキス(有効成分)としては以下のものが知られています。

1.成長因子
FGF, EGF, HGFなど様々な成長因子を含んでおりそれらが各種細胞に働きかけます。
2.アミノ酸
アミノ酸は皮膚を含めた全身の健康維持には欠かせない成分です。特に重要な必須アミノ酸を多く含有しています。アミノ酸はお肌の新陳代謝を整えて老化予防に対する効果や,脂肪を燃焼する働きがあります。
3.ミネラル
体に含まれる美容元素であるミネラルの不足が多くの病気と関係が深いことが解っています。
皮膚においてもミネラルの必要性が示されており,お肌を健康に保つ要素として欠かせないものです。
4.ビタミン
ビタミンB1, B2, B6, B12, C, Eなどを含有。各種ビタミンは体内の様々な機能を調節しています。
お肌の健康にも密接な関係があります。
5.酵素
100種類近くの酵素が含有されていることが確認されています。
お体の新陳代謝は酵素によって活性化されています。ヒトの体を維持していくのに酵素の働きは欠かせないものです。
6.活性ペプチド
アミノ酸から成るペプチドの中でも活性ペプチドは必須の物質で骨形成,抗酸化能,免疫力,ミネラルの吸収などに関係しています。
7.糖質
糖質はタンパク質,脂質ともに三大栄養素です。グルコース,ガラクトース,ショ糖などが含まれ,体内の様々な組織におけるエネルギー源としての大切な栄養素です。
8.タンパク質
三大栄養素の一つで,アルブミン,グロブリンといった生命維持に欠かせない成分です。
9.脂質・脂肪酸
三大栄養素の一つで,神経や脳にとって非常に重要な人体にとって必須の栄養素です。
10.ムコ多糖類
ヒアルロン酸,コンドロイチン硫酸などを含みます。これらは高い保水性を有していることが特徴で,皮膚の老化に伴って減少することが知られています。
また,関節にも存在してクッションとしての関節の役割の一端を担っています。
11.核酸
DNAやRNA,およびその代謝産物は細胞の新陳代謝を活性化する働きがあります。生命にとって誕生や老化を司る非常に大切な物質です。

プラセンタの効果・効能

プラセンタは前述のように多くの有効成分を含んでおり,肝臓疾患,糖尿病,胃腸障害,気管支喘息,慢性関節リウマチ,変形性関節症,腰痛,五十肩,アトピー性皮膚炎,自律神経失調症,不眠症,白内障,視力低下,アレルギー性鼻炎,メニエール病,花粉症,ホルモン異常,更年期障害,生理痛,生理不順,冷え性など,実に多くの効果が示されています。
特に美容医療の分野では以下の効果に注目が集まっています。

美白・美肌効果(シミ・ソバカス)

皮膚の新陳代謝を活性化することで皮膚のターンオーバーを促進し,大量に増加したメラニン色素より早く角質として排出させます。また,メラニン色素を作り出す大元の活性酸素を取り除く効果(活性酸素除去作用)や抗酸化作用があり,シミやソバカスそのものを出来にくい状態のお肌へと変化させます。

ニキビ・ニキビ跡

ホルモンバランスの調節,活性酸素の除去作用,酸化防止作用などによりニキビの発生を抑制します。また,免疫力賦活化作用,抗炎症作用などにより細菌の繁殖を抑え炎症を沈静化します。ニキビ自体の悪化を防ぎ,早期に沈静化することはニキビ跡に対する予防効果として重要です。

アンチエイジング

主にプラセンタに含まれる成長因子の働きにより基礎代謝を活性化し,細胞の成長や分裂をコントロールすることにより老化の抑制に働きかけます。 また血行促進作用,疲労回復作用などによりお肌の艶を改善して若々しさを取り戻します。

発毛

特に男性において男性型脱毛症(AGA: Androgenetic alopecia)による薄毛の方は男性ホルモンが過剰な状態が原因であるといわれています。プラセンタはホルモンバランスを調節して正常に保つことでその効果を発揮します。また血流の改善作用によって頭皮の血行を改善することや,アミノ酸,ビタミン,ミネラルが発毛に対して働きかけます。

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