皮膚小腫瘍(できもの、ホクロ等)

できもの(ふんりゅう・ほくろ除去・いぼ除去)など とは

できもの(腫瘍)とは細胞が自分勝手に過剰な増殖をした状態の病変で,皮膚腫瘍は直接目で確認できますが,皮下腫瘍は皮膚の上からこぶ(腫瘤)として触れることが出来ます。

腫瘍には良性と悪性がありそれらの違いは腫瘍細胞の浸潤度,増殖速度,転移や再発の有無,ヒトに対する悪影響の程度などの総合判定によって決まります。皮膚や皮下の腫瘍を治療するためには手術前診察での診断,確実な手術(切除),病理学的診断の3つが大切です。

皮膚は細かく見ると表皮,真皮,皮膚付属器から構成されています。その皮下組織は脂肪組織,筋肉,血管,リンパ管,結合組織などにより構成されています。さらに細かく見るとそれらは多種さまざまな細胞が集まって構成されており,それらの細胞一つ一つからさまざまなタイプの腫瘍が発生します。腫瘍のタイプによって手術方法が異なるため手術前の診断が非常に重要になります。

こんな症状はありませんか?

●皮下に膿がたまり腫れや痛みがある
●最近ほくろの数が増えてきた
●ほくろがおおきくなってきた

施術方法

皮膚腫瘍で多く認められるのは粉瘤(ふんりゅう),石灰化上皮腫(せっかいかじょうひしゅ),母斑細胞性母斑(ぼはんさいぼうせいぼはん,ほくろ)などです。皮下腫瘍では脂肪腫(しぼうしゅ),血管腫(けっかんしゅ)などが多いです。手術では腫瘍の種類などを考慮して確実な切除を行い再発を予防します。

その他腫瘍の大きさ,からだの部位,年齢などによって切開や縫合を工夫することで最も目立ちにくい傷跡に仕上げます。単純に切除が出来ない部位や腫瘍の大きさなどによっては手術後の変形や傷跡を目立たなくする目的などから皮弁形成術を行うこともあります。切除した腫瘍は病理組織学的検査を行い最終的な正しい診断(確定診断),良性・悪性の判定,完全切除がなされているかを確認します。

美容目的の単純なほくろの除去は自費診療扱いになり,基本的に病理組織学的検査は行いません。ほくろの切除は小さいものであれば電気凝固法を用いて行うことで手術後の出血を予防し小円形の目立ちにくい傷跡に仕上げます。ただし病理組織検査が望ましいと考えられるものや大きいため切除・縫縮が望ましいと考えるものは保険診療の範囲内で手術を行います。

治療の流れ

治療の流れ

医師とのカウンセリングの中で十分に話し合い、部位、大きさ、性状などから最も適切な治療法をご提案いたします。



局部麻酔を行ったうえで、腫瘍を切除します。



部位、大きさ、性状などにより施術後の対応が変わります。カウンセリング時に状態に合わせた術後の過ごし方をご説明いたします。

よくある質問

ホクロ除去の場合の診察の流れはどのようになっていますか?

当院では、電気焼灼で行う場合、また切開で切除する場合とございます。
どちらが適切かどうかは、ホクロの大きさ・状態によっても異なるため、医師の判断が必要となっております。


電気焼灼の場合は採血は必要なく、その場で処置することもございます。
切開の場合は採血を必要とするものなので、最短でも一週間後以降で手術のご案内が可能です。

手術の場合の流れは以下のようになります。

①初診 診察後に手術をご希望の場合採血検査をさせて頂きます。
②ご予約 採血検査後1週間後以降に結果が出ますので、それから手術のご予約を頂きます。
③手術 軟膏とテープを貼って1週間~10日ほどお過ごしいただきます、その後紫外線対策もしっかりお願いしております。
④抜糸 手術から1週間後に 切開の場合は抜糸を行います。切開でない場合は検診を行い、傷の状態を診ていきます。
⑤検診 医師の判断により、経過を診させて頂きます。

ホクロ除去をしたいのですが、いくらぐらいかかりますか?

診察にて状態拝見させて頂き、医師の判断によって保険か自費か、どのような治療方法になるかのご案内がございます。

治療方法は、主に、電気焼灼と手術がございます。


手術前には感染症などを調べる採血検査も必要となります。

採血の結果が出るのに約1週間かかりますので手術は採血から最短で1週間後以降となります。
診察のみですと保険3割負担の方で費用約千円前後、採血検査行う場合保険適応約5000円前後、自費の場合約10000円、手術費用は大きさや範囲によって異なります。

お顔の場合、ホクロの場所のお化粧を落としてきて頂けるようお願いします。
手術後は通常1週間程度、軟膏とテープの保護をして頂いております。

ホクロ除去をしたいのですが、傷跡はどのくらいでなくなりますか?

状態、大きさなどにもよりますが 電気焼灼(ホクロを焼いてとる場合)、手術(切開してとる場合)によっても異なります。

どちらの場合も、ホクロを除去した部分の傷跡は完全に消えるというのことはないですが、目立ちにくくはなっていきます。
処置直後は医療用のテープなどで保護して頂く必要がございます。
傷跡は約1か月から3か月程かけて徐々に治っていきますので目立ちにくくなって参ります。

赤みや傷跡はコンシーラー、美白剤のハイドロキノンクリームなどを使用して目立ちにくくして頂きます。

 

ホクロ治療の通院回数はどのくらいですか?

通院回数は電気メスによる焼灼の場合と手術によって異なります。

【電気メスによる焼灼の場合】1回~3回(状態によります)

①初回の診察、当日処置(状態により、後日処置をおこなう場合がございます)

②処置翌日の消毒

③処置から1週間後の検診

④医師の判断により1ヶ月後、3ヶ月後などに経過を診させて頂きます。

【手術の場合】3回~5回(状態によります)

①初回の診察(初回の診察で採血検査をしなければ別日に採血検査でのご来院が必要となります)

②手術日

③手術翌日の消毒

④手術から1週間後の検診 (切開の場合は抜糸をおこないます。切開でない場合は検診を行い、傷の状態を診ていきます)

⑤医師の判断により1ヶ月後、3ヶ月後などに経過を診させて頂きます。
手術後は軟膏塗布してテープで保護していただくような状態が約1週間続きます。

1週間後の検診で状態を見させて頂きその後の継続の必要性は医師の診断次第となります。

徐々にホクロが大きくなってきているのですが、取った方が良いでしょうか。

変化が大きいようならホクロが小さいうちに除去した方が傷も小さくてすみます。

また、ホクロには良性と悪性があり、悪性の場合は、その名の通り悪性度が高く、転移しやすい皮膚がんですので、必ず除去が必要です。

通常、良性のほくろは簡単に悪性に変化するものではないと考えられますので、良性のホクロはとくに気にならなければ除去しなくても問題はありません。

下記の症状があるときは、皮膚がんを疑う必要がありますので、早期にご相談ください。

大きくなる(特に境目が不規則な場合)
色が濃くなる
炎症がある
まだらに色が変化する
出血がある
皮膚に傷がある
かゆみがある
痛みがある

女性の場合、ホクロはホルモン量によって、妊娠中にホクロができる、大きくなる、色が濃くなるなどの変化がみられます。

 

足の裏のホクロはガンの可能性が高いと聞きました。すぐに取った方が良いでしょうか。

足の裏にできたホクロが全てガンになるとは限りません。

日本人の足の裏のホクロは、他の部位に出来るほくろよりも癌の可能性が高いとは言われていますが、ほとんどの場合は良性のホクロのことが多いです。

大きさや色の変化があれば切開除去してホクロの組織を検査で確認すればご安心頂けると思います。

処置後の注意事項はどのようなものがありますか?

自宅でのケアについて

特に傷跡が赤い時期には、日焼けと乾燥には十分注意し、十分な保湿と日焼け止め処置を行って下さい。
処置当日は特別な指示が無い限りなるべく濡らさないようにして下さい。
入浴や洗顔は傷口を擦らないように優しくおこなってください。

洗顔・シャワーは当日から可能です。

洗顔後(入浴後)に軟膏を塗布し、絆創膏もしくは茶色テープ(マイクロポア)で保護します。

汚れた場合はその都度テープなどで保護出来ない場合は1日3回ほど軟膏塗布を行って軟膏で濡れた状態を保って下さい。

傷口が軟膏で常に濡れている状態を維持します。傷口が乾燥すると、治癒が遅れたり、色素沈着等の原因となります。

その他

術後1か月ほどで傷跡が著しく黒ずんできた場合はすぐにご相談ください。

紫外線対策のホームケア商品のおススメはありますか?

紫外線対策としては、飲む日焼け止めの「ヘリオケアウルトラD」がとても人気です。
天然由来のシダ植物の一種の抽出物からつくられていて、日焼けによる赤み、皮膚のダメージを内側から軽減し、くすみ、しみ、しわを予防することができます。
オイルフリーの「ヘリオケア ジェル」(SPF90)とセットで購入される方も多いです。


他に、ナビジョンシリーズでは、

美白しながら紫外線をカットする「DR TAホワイトプロテクトUV」、

SPF50で色つきの「ナビジョンDR BBプロテクトUV」 がございます。


無添加・無着色の「プラスリストア UVローション」は、脱毛や美容施術後の紫外線対策として購入される方が多いです。

保湿のホームケア商品のおススメはありますか?

保湿ではサンソリットのパックが人気です。
美白しながら潤いを与え、肌の再生を促す「ホワイトリフトマスク」(パック)「潤いを重視したモイスチャーマスク」(パック)がございます。

ナビジョンシリーズでも保湿におススメの商品があります。
「DR TAホワイトローション」(美白化粧水)、「TAホワイトエマルジョン」(乳液)、「テオシアル アドバンスド・フィラー」(ヒアルロン酸配合美容液)などご用意もございます。

唇の保湿ケアでは「HAリップエッセンス」(リップクリームも乾燥した唇のケアに使用して頂いています。
ニキビ肌用保湿ケアでは「APPS+Eローション」(ビタミンC+E)化粧水なども取り扱いがございます。

その他のよくある質問はこちらからご参照ください。

ページの先頭へ